| 静脈内鎮静法とは |
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OAMインプラントといえども手術に違いはありません。骨にインプラントを埋め込むと聞いただけでも
患者さんの精神的なストレスは大きいものです。極度の緊張が神経性ショックなどを引き起こし、全身
的偶発症の原因にもなりかねません。
とりわけインプラントを希望する患者さんは高齢の場合も多く特に注意が必要です。
静脈内鎮静法はアネキセート(抗不安薬)やプロポフォール、ドルミカム(静脈麻酔薬)などを使用して
鎮静状態にする方法です。健忘効果があるため、インプラント手術中のことはほとんど覚えておらず、
緊張することなく手術を受けていただくことができます。
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| 静脈内鎮静法を行う順序について(歯科大学提供、患者配布用資料から) |
| 1.診療室に入室します |
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| 2.身体に全身状態を確認するための装置を付けます |
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| 3.酸素吸入チューブを鼻に装着します |
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| 4.左右どちらかの腕に点滴を行います |
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| 5.点滴からリラックスする薬(鎮静剤)を入れます |
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| 6.お口の中に酸素の注射を行います |
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| 7.手術をおこないます |
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| 8.手術終了後、全身状態が安定し、治療前と同等に身体の回復が確認されたら帰宅できます |
| 手術当日にご用意いただくもの |
| 「麻酔薬」 |
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| :プロポフォール200r又は500r(鎮静剤) |
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| :ドルミカム10r(鎮静剤) |
| :アネキセート0.5r(ベンゾジアゼピン拮抗薬) |
| :生理食塩水100ml |
| 「緊急薬」 |
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| :ペルジピン2r(注射液) |
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| :ヘルベッサー50r(注射液) |
| :エフェドリン40r(昇圧薬) |
| :硫酸アトロピン0.5r(抗巣性脈薬) |
| :静注用キシロカイン(抗巣性脈薬) |
| :エポネフリン1r |
| 「輸液」 |
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| :フィジオ140(250ml) |
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| :生理食塩水250ml |
| :テルモ テルフュージョン 輸液セット(20適=1ml) TI-U450P |
| :テルモ テルフュージョン 延長チューブ付三方活栓 TS-WR1725 |
| :テルモ サフィード 延長チューブ100p 1ml TF-ET1020 |
| :テルモ サーフロフラッシュ 22G×1 |
| :テルモ NEEDLE 18G×1 2/1 |
| :テルモ シリンジ20ml、10ml |
| :アルコール綿 |
| :ネーザルカニューラ |
| 「依頼された先生が必要であればご用意ください」 |
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| :ロピオン(NSAID) |
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| :ソルコーテフ(SAID) 腫れ防止 |
| :トランスポア サージカルテープスモールパック 幅25mm |
| :ビクシリン1g(抗生剤) |
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| 紹介可能地域 |
午前のオペが可能な地域
:東京 :神奈川 :千葉 :埼玉 :茨城 :群馬 :静岡(新幹線駅周辺)
午後のオペが可能な地域
:静岡(上記以外) :新潟 :富山 :石川 :宮城 :山形 :青森 :秋田 |
| 費用 |
| 項目 |
金額(税抜き) |
備考 |
| 麻酔技術料 |
50,000円 |
必要な薬剤等は医院でご負担ください。 |
| 交通費 |
実費 |
宿泊が必要な場合は、宿泊費をご負担ください。 |
| 紹介・諸手続費用 |
10,000円 |
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| 手術当日の留意事項(歯科大学提供、患者配布用資料から) |
@当日の処置開始5時間前から飲食は禁止です。飲水(水、ポカリスエット、麦茶)は3時間前まで可能です。
A処置当日は締付けの少ない楽な服装で来てください。マニュキアは落としてください。
B鎮静終了後、再びふらつきが出ることがありますので、当日は責任ある重要な仕事は控え、できるだけ安静
にしてください。
C当日の飲酒は禁じます。
D帰宅の際、自動車、バイク、自転車などのご自身での運転はやめてください。公共交通機関をお使いいただ
くか、もしくは付き添いの方による送迎をお願いたします。 |

麻酔説明書 |

当日の留意事項 |

麻酔科問診表 |
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